くせ毛の中でも一番手ごわい相手。。。それが「前髪」です!

見えるところに出る前髪のくせ。うねったり、ハネたり、ちりちりしたり。変な方向に行ってしまったり。
困ったな~雨の日、暑い日はいやよ~
という悩みは切実なうえに、深刻、かつ重要ですよね。
後ろのくせ毛はどうしようもなければ、結んでしまえばオーケーだけれど、前髪ってそうはいきません。
前髪のくせ毛をどうしたものか悩む方に向け、解決策を3つに絞って解説していきます!
このブログの管理人は、「オモロオンナ」です。
- 美容師歴約30年。
- 高単価サロンから1000円カットまで、幅広く経験。
- スタッフのメンタルケア担当になった経験も。
- 長年の美容業界を見てきました。
- 現役美容師さんを応援したい。
- 取っ散らかるクセ毛が悩み。
前髪のひどいくせ毛に打ち勝つ!3つの方法。
前髪のくせ毛を収めるには、
- 厚めに下げる。
- 長く伸ばしてウェーブにする
- ピンで留める。
方法は3つ!
1・くせ毛前髪は、作る。
作る。とは、
目の上まで切って前髪として、下げる。ということですね。
この時のちょっとした注意点がひとつ。
★くせ毛の前髪は厚めに下げる。
厚めに下げる、とは、「下げる髪を多めにとって切る」ということです。
なぜなら、生え際のくせ毛を目立たなくするためなんですね。

薄めに下げるだけでは、生え際のくせ毛が目立ってしまうので、おススメしません。。。
分厚く、髪の量を多めにとって切って下げれば、生え際の強めのくせ毛の上に乗っけてしまうので、カットだけでも収まることが多いです。
気になる内側のくせ毛をなじませるように切っておく方法もあります。
担当の美容師さんに相談してみましょう。
2・くせ毛の前髪は、伸ばしてウェーブを活かす。
個人的に、くせのある前髪は、伸ばして長くして、ウェーブヘアとして生かすのがおススメです。
前髪のクセが強くて、縮毛矯正をしてきたけれど、だんだん傷みに耐えられなくなった方には、くせのままカットして前髪を作ったとしてもブローしたり、アイロンしたりと、大変なんですよね。

前髪長いと、邪魔になりそうなんだけど~。。。
前髪を邪魔と思うのは、
- 目にかかるくらいの長さ
- 目の下、鼻の3/1くらいの長さ
これは、毛先が目にかかる、目に入りそうな長さのことなんです。目の下まで伸びてれば毛先は入らなそうですが、実際は、伸びた前髪をサイド方向へ流した時、何かの拍子に毛先が戻ってきたとき、目に入る長さなんですね。
前髪を伸ばす場合は、鼻のあたり以上の長さまで伸ばすことにしたほうが良さそうですね!
伸びるまでの間は、ピンでサイドにとめたり、ポンパドールにしたりして、おでこを出す訓練をしておくといいかもしれません。
前髪を伸ばしていて長さが出てくると、ウェーブの状態が、
cからsそしてwになってきます。

髪の毛だと思ってください。(笑)くせ毛が伸びていくウェーブの変化を表しているんですが、
画像左のcの状態のとき、ハネやすい。
画像真ん中のsの状態のとき、毛先がもう一度逆を向くので、おさまる。
画像右のwの状態のとき、完全にウェーブになり、長さも出るのでハネる、おさまるなど気にならなくなるでしょう。
前髪を伸ばすときも、こういった段階を踏むので、ちょっとだけ覚えておくといいかもしれません。
3・クセ毛の前髪は、ピンで留める。

クセ毛の前髪。実際このくらいのくせ毛に手を焼いている方は多いんじゃないですかね??「たいしたクセじゃないじゃん。」て思うかもですが、なかなかどうして。やっかいなクセ毛です。

で、思い切って前髪をピンで留めてしまうわけです。こうしておけば汗をかいても暑くても湿気もなんでもドンと来い!!て感じですよね。
それでもクセ毛の前髪をブローしたい。
といった方向けに、クセ毛の前髪、クセ毛全体のドライヤーの効果的なかけ方を解説してみますね。
シャンプーをした後、やみくもにブラシを使ってドライヤーをかけても、髪を傷めてしまことにつながってしまうので、、、。まずは乾かしていきましょう~。
- ドライヤーの風は、根元付近にあたるようにする。
- ドライヤーの風は、同じ方向ばかりでなく、全方向にあてる。
くせは、根元から乾かすことで扱いやすくなります。根元が自然乾燥だと、クセがそのまま出てしまい、いくら後から髪を濡らしてもなかなかうまくいかず、スタイリングがうまくいっても、一日持たなかったりするんですね。


ドライヤーの風は、あらゆる方向からあてて乾かします。
根元が乾いてきたら、くせ毛の方は、一度試してみてほしいことがあります。
髪を乾かしながら、両サイドの髪を顔の方向にねじってみてください。両サイドどちらかは、ねじりがキープできない、ねじりがすぐ戻ってしまう、といった感じになるんじゃないでしょうか?
これは自分のくせ毛が左右どちらの巻きが強いか知る簡単な方法なんですが、
- 両サイド、顔に向かってねじって左側がねじりにくい➡➡右巻きのくせ
- 両サイド、顔に向かってねじって右側がねじりにくい➡➡左巻きのくせ
ねじりにくい側は、はねやすいなど、ちょっとお手入れに手間がかかるほうですね。くせ毛は、左右対称にするのが難しいですから!
余談でした。(笑)
根元がしっかり乾いたところで、ブラシを入れます。ドライヤーはノズルを使い、ブラシはロールブラシがいいですね。
前髪のブローは手がちゃんと届くのでやりやすいと思いますが、ドライヤーのノズルと、ブラシの方向を合わせて、斜め下にむかってブローすると、ツヤが出てしっかりクセものびますね。
ドライヤー選びは、くせ毛にも最適な低温で乾かせる、髪の水分が蒸発しにくいものを使うといいですよ。
くせ毛専門の美容師さんに縮毛矯正をしてもらう方法もありますね。料金は30000円と、安くはありませんが、縮毛矯正は難しい見極めが大切なので、専門家を名乗っている美容師さんが安心です。
前髪のくせ毛。まとめです。
- 短く切って下すなら、髪の量を多めにとって、切る。厚めに下げることでクセをカバーします。
- 伸ばしてくせ毛のウェーブを生かすなら、伸ばす長さでウェーブの出方が違うので自分のくせ毛を見極める。
- 伸ばしかけ中途半端な長さの前髪は、ピンで留めてしまおう!
- ドライヤーでのばすなら、まず根元を乾かす。自分のくせ毛の方向性を知っておくのも、ブローでは大切。

どの方法で解決しようかな~。。。
前髪は下げていたい、横に流したい、好みで解決方法はかわりますよね~。
前髪のクセは一番見えるところでもあり、気になりますが、手が届きやすくお手入れもしやすいので、自分に合った方法がわかれば、解決しやすいですね!