美容師をやめたい人の背中をバンバン押す話と副業が本業になった話【ベテラン経験談】

美容師。。。疲れちゃった。

過酷なアシスタント時代をなんとかクリアして、スタイリストになった。美容師の仕事は嫌いじゃないし楽しくないことはないけど、なんだか、疲れちゃったんだよね。。。

こんなモヤモヤを抱えて、このブログにたどり着いた方もいるかもしれません。

  • 美容師、辞めてよかった。って思えるエピソードが知りたい。
  • 辞めてから。。。後悔しない?
  • 辞めた後、もしも、また美容師に戻りたくなったら?
  • 美容師しかやったことない。他の仕事なんて、できるのか不安。。。

こんな風に思ったら、ぜひ記事を読み進めてみてくださいね。

この記事では主に、私自身の経験談と辞めて良かったエピソード、辞めたい思いを抱えながら無理を続けるとどうなるか?美容師を辞めた後の不安と、そんな不安がぶっ飛んだ話など、これまでの長い美容師経験から、お伝えしたいと思います。

書いてる私はというと…
美容師歴30年以上のベテラン美容師でした。
現在は左手の故障でリタイヤし、シナリオライターとして仕事をするかたわら、kindleで本も書いています。
私自身、長年の仕事で痛めた手の故障で美容師を辞めようと悩んでおりました。

美容師やめたいなら、やめればよかった話。

現在の私は、左手故障で美容師を引退しました。

カットができなくなってからも、カラーや商品販売、マーケティングなどの仕事で美容室には在籍し続けていたのですが、ついに引退を決意したのです。

いつからムリしてたんだろう。。。?

思い返せば、40代にさしかかって、マネージゃー業も任されるようになったころでした。

もちろん昇進でしたから当時は嬉しかったし、やる気満々でした。でも数字(売り上げ)を求められ、スタッフを管理し、お客さまを数字としても見なければならなくなると、次第に楽しみながら仕事ができなくなっていったんです。

当時は気付けないままやり過ごしていたけれど、こういった方は多いかもしれません。私は特に不器用なタイプだったのでしょうが、だんだん仕事自体が嫌になってきました。

美容師をやめたいあなたに言いたい。

美容師を全面的に引退する前には、いわゆる美容師の仕事の要であるカットから引退し、アシスタントや事務仕事など、スタイリスト以外の仕事をしてたんです。

その頃の心境は「すごく楽になった!」というものでした。今なら「それおかしいやろ…」と突っ込めるのですが、当時はあぁ良かった…で終わっていたんですよね。

カットを引退するって、ホントなら全面的に辞める話になってきそうなものですが、なぜ残れていたのか?

  • 業務委託の美容師だったので、オーナーと契約しなおせた。

これが大きかったかな?

それに正直に言うと、やっぱり生活もあったし、すぐに全面引退は難しかったのです。そこで引退までは段階を追って進めましたが、そのプロセスの渦中、私は全く違う分野に進むことを決めて準備に入りました。

冒頭にも書いたように、私は今シナリオライター、kindle作家として、「文章を書く仕事」にシフトチェンジしたんです。

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そんな私が、今になって思うことはひとつです。

「初めの違和感のときに動いておけばよかった。」

初めの違和感とは、マネージャーも任されて「疲れた。。。辞めたいな。」って思った40代の時。

ワタシはそれをやり過ごし、見逃してしまった。

もしあの頃、自分の思いに気づいて実際の行動に移していたら、もしかして左手の故障はしなかったかもしれない。自分の正直な気持ちにフタをし続け、無理な仕事をしてきた結果、こうなっていると感じているんですよね。

今、自宅で息子や夫のカットをするときも左手は震えますから。

美容師を辞めたい気持ちが芽生えたら、そんな気持ちを無視することなく、美容師をやめた後のことをよく考えるといいと思います。

それは何ができるか?ではなく、何がしたいか?ということです。

私も今、シナリオやストーリー作成の仕事を請け負っていて、もっと若いころにやっておけばよかったと思うので、今美容師を辞めたくてこの記事を読んでくれているとしたら、私からの答えはこうです。

「手遅れになる前に辞めたほうがいいよ。」

美容師をやめたとしても、また戻れる話。

美容師を辞めるっていうのは、今までやってきたことすべてが無駄なことになってしまいそうで怖いという、恐怖みたいなものを感じてる方もいるかもしれませんね。

美容師やめても、身につけた技術はなくならない。

美容師から離れても、けっこう大丈夫ですよ。私は妊娠出産で3年ほど美容師から離れましたが、カンはすぐ戻りました。美容師として、今までやってきた努力は必ず体が覚えててくれるし、美容師免許だって消えてなくなるものではありません。

それに、もしかしたら美容師をやめてよかったと思えることに出会えるかもしれません。

私が今、文章を書く仕事をしていることがその証拠です。

何か別の仕事に出会えるかも?という、ワクワクの中にいていいと思うのです。

美容師に疲れたら、休む。

全力で走り続けてきたなら、急にプツンと、緊張の糸が切れてしまうことってあるかもしれません。私もまさにそんな時だったのかもしれないと思っています。

カットをしていて、左手がプルプル震えだしたんです。お客さまからもハッキリ見えるくらいに。

ハサミ握った人の手が震えだすって、相当ヤバいじゃないですか?すぐに別のスタッフに代わってもらって…といったことが、2~3度続けてあって、私はカットの仕事からの引退を決めました。

思えば、もっと前から兆しはあって、それを無視し続けたんですよね。なんでも後になってからわかるもので、その時には取り返しのつかない状況になっていたのでしょう。

疲れたら休むってこと、ホントに大事です。

私はもう美容師はやりきったし、無理のある仕事は手放したかったし、考えてもいなかったシナリオ制作の仕事で食っていけてるので、結果的に「美容師やめてよかった」って思ってます。

でもこのブログを読んでくれている人が、美容師辞めるか悩んでしまう気持ちは理解できすぎるくらい理解します。

でも私は美容師をやめたことで、つかんだ今があるから、美容師やめても大丈夫って言いたいんですよね。

美容師やめたらやること。

本当にやりたいことをやる。

疲れた体をしっかり休めて心と体のメンテナンスがすんだら、やってみたかったことをやってみよう!

それは、なかなかできなかった長い旅行でもいいし、興味あることの勉強だったり、単純に遊びだっていいじゃないですか?

そんな風に過ごしていくうちにもしかして、また美容師をやりたくなるかもしれないですよね。

そうなったら、その時戻ればいいし、もしかしたら戻らなくても食っていける意外なことに出会うかもしれません。

やりたいことがわからないという人は。

少しでも興味があることに手を出してみるといいですよ。

私は美容師をやめたい気持ちを押し殺して無理に仕事を続けた結果、左手の故障という致命傷を負って引退しました。

だから、次にやることは必死で探しました。

いくつも手を出してみた結果、続いているのはシナリオ制作や物書きの仕事、という意外な事に。

自分の可能性を自分で狭くしないように、思いついたことをやってみることをおすすめします。

体を壊したワタシが一番伝えたいこと。

少しでも若いうちに再スタートを切ろう。

これは、このブログでお伝えしたいことの大切なメッセージです。

私自身の後悔なんですよね。長い事一つのことをしていれば、辞めたいって思うこともあるし、実際私もそうだったのに、ずっと「辞めたい気持ち」を無視し続けてしまったんです。

結果どうなったかは、これまで書いてきたように左手の故障でした。

そのせいで、美容師やめてよかった!と思いつつ、もう美容師としての「戻る可能性」をも無くしてしまったんです。

美容師をやめてよかった!と思ったとしても、美容室がまた戻れる場所でもあれば、最強じゃないですか?

そしてもう1つ。

新たな可能性を育てるのに十分な時間がある。

新たにやりたいことを見つけたとき、若い方が絶対有利ですよね。

私は年齢を理由にやりたいことをあきらめたくないので、これからも変わらずいろいろやっていくと思いますが、年齢を重ねると習得までに時間がかかるので、単純に大変なんですw

美容師を辞めたら、自分のやりたいことを素直にやっていきましょう!

そんな私が、シナリオライターという仕事の始め方を書きました。

美容師をやめて時間ができたら読んでみてくださいね。

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