美容師20代の平均年収と、年代別、業種別比較【知っておこう。】

びようしくん
びようしくん

美容師の年収は、他の仕事に比べて、どの程度なんだろう?

これから美容師になるのに、収入が上がっていく見込みはあるのかな?

あと、、、美容師の将来性は・・・?

美容師の年収は低い。生産性が低い。キツイ。つらい。と、あちこちでバレバレな美容師の世界ですが、ホントにそうなんですかね?そんなに年収低くてブラックなら、美容師目指すの、やめたほうがいいんですかね??

そんな声なき声に答える記事を書いていこうと思います!

この記事では、美容師20代の平均年収や、その後の年収の推移を他業種、他職種と比べつつ検証してみます。

そして、美容師の将来性や、収入が上がっていく見込みはどうなんだ?といったことについて、解説していきます。

このブログの管理人は、「オモロオンナ」です。

  • 美容師歴約30年。
  • 高単価サロンから1000円カットまで、幅広く経験。
  • スタッフのメンタルケア担当になった経験も。
  • 長年の美容業界を見てきました。
  • 現役美容師さんを応援したい。
  • 取っ散らかるクセ毛が悩み。

美容師20代の平均年収。

2183380円

政府統計データより

美容師はアシスタントという修業時代が平均して3~4年あるので、他業種よりも低い金額なのは仕方ないですね。。。

どのくらいの差があるのか?と言いますと。

  • 20代の平均年収
  • 20代全体  348万
  • 20代男性  371万
  • 20代女性  321万

参考:2019~2020 dodaデータ

職種別の平均年収については、どのくらいの差があるのか?

  • 20代の職種別平均年収
  • 20代の最高年収  497万  専門職、コンサルティング、監査法人
  • 20代の最低年収  298万  販売、サービス系

参考:2019~2020 dodaデータ

サービス業に入る美容師の仕事は、年収的には多いとは言えないということが、あらゆるデータを見ても明らかですね。

美容師の年収の推移。

20代はまだ修業時代として、年収が低いのはわかったけど、これからどんなふうに推移していくのか気になるところ。

厚労省のデータをもとに、試算してみました。

男性美容師・年代別おおよその年収
20代280万
30代395万
40代465万
50代434万
60代376万
女性美容師・年代別おおよその年収
20代264万
30代347万
40代334万
50代362万
60代312万

20代のうちは、アシスタントをいかに早く卒業し、スタイリストデビューすること。そのあとは経験を積んでいけばいろんな道が開けますよね。たとえば、フリーランス美容師、業務委託、独立開業、海外で仕事をしていく選択も。

他の業種はどうなんだろ?

30代から50代以降の平均年収と、業種別の最高年収と、最低年収についてまとめます。

  • 30代平均年収   440万

業種別。。。高 金融系 532万

         低 小売り/外食 384万

  • 40代平均年収   510万   

業種別。。。高 IT/通信 599万

      低 サービス 443万

  • 50代以降平均年収  613万

業種別。。。高 総合商社 876万

      低 サービス 476万

参考:doda

ここでもサービス業は低い傾向にあることがわかりましたね。業種別でも美容師の年収は低い方。強みがあるとすれば、美容師の免許は一生モノなので、「定年がない」ということ。

美容師の将来性とは?意外と明るいことに気付いた。【データあり】

美容師の年収が上がっていく見込みと将来性は。。。

ここまで見てきて、「美容師ってやっぱ稼げないな。。。」と、深いため息をもらしてしまう人もいるかもです。

もちろん転職を視野に入れて考えることは自由。だけど、それでも美容師の仕事が好き!やってきたい!と思う人もいるでしょう。

美容専門学校に行く→免許を取る。

ここまでは、どんな人も共通してやらなきゃいけないことですよね?

でも、そこから先って、自分次第なんですよ。今までは、美容室に就職したら、店の教育システムの通りに練習、テストを繰り返し、アシスタントレベルを上げて、ジュニアスタイリスト、スタイリストと登っていくのに3年から5年かかってましたよね。

今は、スタイリスト養成スクールがあります。

もちろんお金がかかるけど、そういったスクールなら、半年ほどでスタイリストデビューもできちゃう。

何しろ、スタイリストにならなければ、フリーランス美容師も、業務委託も、独立開業もできませんからね。

年収を早めに上げたければ、早くスタイリストになる!コレっ鉄則ですよね。

どこで、どんな美容師になるか?

年収も視野に入れて美容師をしていくなら、どこで、どんな美容師としてやっていくのか考えておくといいですよね。普通のサロンの普通の美容師さんは安心はするけど、平均年収を超えることはなかなか難しいと思うし。

昔に比べると、今は美容室も多様化していて、お客さまも美容師も、どこに行くか?どこで働くか?自分の目的次第で選び放題なんですよね!それは、良い事だと思うんだけど、ただなんとなく。。。では美容師人生終わりかけた頃に後悔が残ってしまうかも。

美容師が好き!

ならば、どんなところが好きなのか?それはなぜなのか?で、進むべき道や、働き方が変わってくる。

美容師、と、一言でいってもいろんな働き方があるから。

そしてこれからの日本の行方にも注目ですよ。少子高齢化はますます進むし、人口も少なくなっていく。コロナ禍以降の経済にも、わからなくても関心を持ってみていくことが、今後の自分の人生に大きく関わっていくでしょう。

【美容師を辞めたい】自分の本心を確認しつつ退職のマナーを知ろう。

まとめです。

  • 美容師20代の平均年収と他の職種の平均年収に大きな違い。
  • 美容師20代はアシスタント期間があるので低い傾向。
  • 美容師の年代別推移を試算。男性40代465万がピーク
  • 他業種は、金融、IT、通信、総合商社が各年代別で高年収。
  • サービス業は厳しい。
  • 美容師の平均年収を上げるなら、アシスタント時代をいかに短くするか。
  • 美容師の将来性は、どこで、どんな美容師になるかを多角的視点を持って考えていくことが必要。

美容師さんを応援します!

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