美容師辞めたい!ついに言ったキッカケ5選と辞めたいが言えない相手別伝え方。

サロン勤務さん
サロン勤務さん

美容師辞めたいけど、なかなか言い出せない。

どうしたら美容師辞めたいことを言えるようになるのか?

あんまり揉めたくない。

批判もされたくない。

「美容師を辞めたい。。。」そんな後ろ向きなことってなかなか言い出せないってありますよね。どうしたら伝えられるようになるんでしょう?

自分が辞めることで、迷惑をかけてしまう。

意志が弱いとか、根性なしとか、批判されるのが怖い。

いろいろ思いはありますよね。。。

でも、「美容師辞めたい。」そう思った人って、必ず辞めていきます。どんなに引き止めても、なだめてもすかしても、辞めると言ったら辞めるんですよね。そして、半分くらいは戻ってきます。大型チェーン店にいたときの話。(笑)

今、美容師を辞めたい。そう思ってなかなか言い出せなくて困っている美容師さんに向けて、美容師を辞めるに至った経緯と、どんな風に伝えたのか、アンケートを取ってみました。そして、「美容師を辞める」ってそんなに悪い事なのか?辞めたいことが言い出せない相手別の言い方について解説していきます。

ワタシは、美容師歴約30年。高単価のサロンから、1000円カットまで、転職8回!複業しつつ、まだ美容師やってるワタシが豊富な現場経験からお話しします。

美容師を辞める伝え方5選。

アンケート結果から見える辞めたいと思ったキッカケと、伝え方。。。

1.他を経験したい。

アシスタントを3年半経験して、スタイリストデビュー。少しずつお客さまにも入客して、指名してもらえたり、と、美容師のスタートからここまで、とてもスムーズに来た方だと思います。お給料は15万くらいで、スタイリストになってからも手取りで20万に満たなかったので、良い方じゃなかったのかな?でも、とても居心地のいいサロンで育ててもらって、とても感謝しています。

でも、このままここに居続けていいのかな?って疑問がわいてきて。

新規のお客さまもそんなに多くないし、正直若いお客さまも少ない。いつものお客さま、いつものスタッフ、いつもの技術。。。もっと最先端な、新しい技術みたいなものを勉強してみたくなって、初めて辞めたい思いがわきあがったんです。

でも、お世話になったサロンを簡単に辞めるのも罪悪感があってなかなか言い出せませんでした。

半年ぐらいは悩んだかな。。。?それでも辞めたい気持ちは無くならなくて、ある時、意を決してオーナーに正直に気持ちを打ち明けました。

すると意外にワタシの気持ちをわかってくれて、すんなり辞めることができました。

2.体調が悪くなって。

もともと体力はない方で、風邪もよくひくし、美容師は体力仕事ってきいてから、勤まるのか不安だったんですよね。いや、専門学校入る時は、そんなこと聞いてなかったから!就職したのは客単価高めのサロン。高いサロンならそんなに混まなくて、体力持つかな?って甘い考え(笑)

結果は、風邪ひくとかそんなんじゃなく、腰痛。

立ちっぱなしと、シャンプーのときの変な姿勢で、やられてしまったのかな?

でも、もともとそんなに美容師になりたいわけでもなく、やってみたら腰痛きついし、

業界自体を辞めました。

辞める時は、務めたのが短い期間だったので言い出しずらかったですよ。。。

けっこういろいろ言われました。辞めるのに3ヶ月近くかかりましたね。

整体院とかに通いながら、なんとか期日まで勤めましたけど、、、美容室側も別のスタッフ募集しなくちゃいけないから、体調悪いなら早く言い出した方がいいですよ。

3.美容業界に疑問。

「手に職」っていうじゃないですか?技術を身につけるとやっぱり強いかな?って思ったので、美容師を志しました。

美容師になるには、アシスタントとしての修行時代を乗り越えないといけないのはわかっていましたが、美容室のアシスタントって技術や接客について学ぶことと、奴隷みたいな扱いを受けることって表裏一体みたいなところがありますよね。

アシスタント時代は、先輩スタイリストに教えていただくことも多いので、それについては感謝の気持ちはあります。でも、タバコ買ってこいとか、片付けを押し付けられたり、しょっちゅう練習終わりにシャンプーブローとか。。。そんな練習は数年前に終わってるし、シャンプーブローなら料金いただいてお客さまにも入れるのに。。。

そういったことも全部スタイリストになるのにやらなければならないなら、そんなのおかしいって思うんですよね。

専門学校の同期も、少なからず同じような経験をしてました。

人材を育てるのに、そういったやり方の美容業界って。。。なんだか疑問で。。。

結局、美容師そのものを辞めてしまいました。

でも本当のことは言えなくて、「結婚」を理由に無理やり辞めました。

4.金銭的に。

アシスタント時代は、手取りで13万ほど。

就職して、お金がたまったら1人暮らしをする予定で遠い実家から1時間半近くかけて通勤。家が遠いので、練習もなかなかできない状態だったからか?センスがなかったのか?5年近くかけてスタイリストになりました。

スタイリストになったらお給料が上がる!と思っていたけど、はじめはそんなに指名もつかないから、手取りで20万行かない。。。

でも、指名がついて、売り上げを上げれば給料は右肩上がりに伸びていくんだよね?って思って頑張ってきました。

そんなとき、ふと目にした、美容師の給料事情の記事。

「え。。。美容師って、こんなに給料安いの?ホントに右肩上がりに行くの?」

ボーナスもほぼないし。

ホントに1人暮らししてやってけるかな?いや、待て。結婚したら?って不安が大きくなりましたね。。。

今は、美容師そのものを辞めるか悩んでる段階です。

5.人間関係が悪い。

意地悪な先輩がいて、ワタシにだけ辛く当たるんです。ほとんど無視に近くて、練習もその先輩のときには、何も声をかけてもらえず、自主練状態。

何か悪い事したのかな?って思って思い返してみるんですが、特にこれと言って原因も思いつかなくて。。。

仕事もしずらいし、いつも心のどこかに引っかかって、ある時思い切ってその先輩に、何か失礼があったなら、申し訳ありません。て、無視する原因を聞いてみたんですよね。。。

答は、「別に。」って。

オーナーにも相談しました。

そしたら「彼女は腕はいいんだけど、ちょっと難しい所のある人だから。技術だけを学ぶつもりで接すればいい。」って。

そりゃあそうなんだけど、そんなに大きいサロンでもないのに原因不明の無視に耐えられず、結局辞めました。

相談してるんだから、オーナーには辞める原因はわかるだろうに、スタッフ不足になるから困るって結構もめました。。。

美容師を途中でやめることは、別に悪い事じゃない。

こんなデータがあります。

2019年3月発表の2018年度、美容師は1万90402人の、美容師免許登録者を数えた。前年比757人増し。

美容師免許登録者数は、2005年に最多。3万2252人を記録。その後は、1万9千人台から、2万人あたりを推移している。

厚生労働省

厚生労働省データ

美容師の免許を取る人は、毎年2万人くらいはいるのに、実際に働いている人は半分以下なんですよ。それだけ辞めていく人が多い業界なんですね。

原因は、アンケートデータにもあった5つのこと、他にも細かく言えばたくさんあるでしょう。

要するに、美容師辞めたい。。。って悩んでる人はあなただけではない、ってことです。美容師つらい、って、挫折しかかってる人も。

斜め前にある、他の美容室、いつもいるスタイリストさんだって同じ思いかも。何が言いたいかっていうと、途中で辞めたいと思うことは、比較的よくあることだし、罪悪感を持たなくていいんじゃないか?ってこと。

ずっと一つのことをやり続ける美学。諦めない心。一度始めたことはやり遂げる。苦労は買ってでもしたほうがいい。等々。日本は根性論が好きですよね!

粘り強く、コツコツと、まじめに取り組める国民性のおかげで良い国になったとは思うけれども、何でもかんでもそれに当てはめて、がんじがらめに自分を縛り続けなくてもいいじゃないですか!

やってみたけど、自分には合いそうもない。楽しくない。

ならば、次へ行ってみよ!です。

なぜなら人生は短いから。人生は自分のものだから。

初めに言ってたことにとらわれて、面白くなくなってしまった、興味が薄れてしまったことはもう手放すときなんですよ。でも、やってきたことで、無駄になったことは一つもないですよね?経験は知らないうちに身についてます。

他にやりたいことがあるならやってみて、そのうちまた、美容師に戻りたくなるかも。そしたら戻ればいいんです。

そのころにはもしかしたら、業界全体が進化して、働きやすい現場になってるかも!

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美容師を辞めたいことを言い出せない。。。相手別の伝え方。

とはいえ、口下手で心の優しいあなたは、美容師を辞めたい気持ちを、サロンだけではなく、誰にも言えないでいるかもですね。

家族に言えない。

父母、夫や妻。家族は、人生丸ごとご一緒する仲間なのでなかなか言い出せない気持ちはわかります。

でも相手の性格については知り尽くしている近い間柄なので、言い出すタイミングも計りやすいんじゃないですか?例えば、まずは母に打ち明けて、それとなく父へ告げてもらう。その後「美容師を辞めたい。。。」と、発表する。

どちらにしても家族は最終的には認めてくれるものです。それより美容師を辞めた後、どうするのか?といったことを聞きたいものですから。

その時にしっかりしたビジョンを語れればこっちのもんです。

ぐっと詰まるようでは家族の心配もヒートアップするので用心。。。

まずは、「美容師を辞めたあとについて」すらすらと語れるようになっておきましょう。

恋人に言えない。

いい感じの年齢であれば、結婚も視野に入れてたりしますよね。

「美容師を辞めたい」なんて言ったら、安定した結婚生活を思い描けなくなり、二人の仲は破綻するかもです。。。

でもまぁ、しょうがないっスよね。

本当に好きな人なら、思い切って本音を打ち明けてみましょう。そこで切れる間柄であれば、しょせんそんなもん。です。美容師って外から見るといまだにカッコいいイメージですからね。フラれるとしたら、美容師をやってるあなたが好きだったんですね。。。

フルネームで愛してくれる人を探しましょう!

友人に言えない。

美容師になったらカットしてやるよ!絶対有名美容師になる!なんて言って地方から出てきた人もいるかもしれません。

そんな場合は、美容師辞めたいって、なかなか言い出しにくいかも。

でも、友人は比較的外側の人。

美容師業界のつらかったことを話せば、一緒に泣いてくれるかも。

カッコつける必要は無くて、そのままの気持ち、打ち明けてみましょう。

恩人。

お世話になった恩人には、きちんと成長した姿を見せることが恩返しになりますよね。美容師になって、一人前になる。独立開業する。そんな姿を見せられなくなったとしても、別に美容師じゃなくてもいいじゃないですか?

他にやりたいことを見つけて、そちらにシフトチェンジすることになったとしても、「自分で選んだ道を切り開いていく。」そんな姿を見せることが、大切かもしれません。

まとめです。

  • 美容師辞めたい。アンケート結果から見える辞めたい理由は、大きく5つ。
  • お世話になったけど、さらに成長したいから正直に伝えた。(円満退社)
  • 入ってすぐに腰痛持ちになり、体調面から辞めたいと告げたけど、時間がかかった。(イマイチ退社)
  • アシスタントは奴隷扱いの業界に疑問と絶望。美容師そのものを結婚を理由に辞めた。(ウソも方便退社)
  • 美容師の薄給ぶりに耐えてきたけど先が暗すぎて何も見えない。(迷い中ーーー。)
  • 変人の先輩の意地悪?無視?に心が折れて辞めた(揉め事発展退社)
  • 美容師を辞めたいなら、辞めたらいい。自分の人生。自分で切り開こう。
  • 美容師を辞めたい。。。この人に言えない。の、対処法は、辞めた後のビジョンを持つことで言いやすくなる。

どうしても辞めたいことが言い出せない。

実際、揉めそうで困っている。

もう、行きたくない。会いたくない。

そんな方には、退職代行って手もあります。

会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】

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