
スタイリストになるまでに、
どんなことを乗り越えていかなくちゃいけないのかを知りたい。
やっぱ大変?
根性いる?
この先に何が待ち受けてるのか、知っておきたい。
アシスタントとして仕事を始めたばかりだと、これからどんなことが待ち受けているのか?不安になってしまう人も多いですよね。
これから始まるアシスタント修業時代は、長く続くであろう美容師人生のとっかかりとして、長く心に残る思い出となります。さぁ、どんな日々になっていくのか?だいたいの道筋を解説していきますね!
まずは一番知りたい、スタイリストになるまでのどのくらいの期間が必要なのか?どんなことをやっていくのか?アシスタントの給料事情と、スタイリストになってからの給料も知りたいですよね。まじめなあなたなら、アシスタントの役割やあり方、なんてのも知っておきたいかも。
このブログの管理人は、「オモロオンナ」です。
- 美容師歴約30年。
- 高単価サロンから1000円カットまで、幅広く経験。
- スタッフのメンタルケア担当になった経験も。
- 長年の美容業界を見てきました。
- 現役美容師さんを応援したい。
- 取っ散らかるクセ毛が悩み。
そんなワタシです!では、いってみましょ。
スタイリストになるまでの平均期間は?
- 平均3~5年。
- 長い人は永遠に。。。
最近は、「5年なんて長すぎだろ!?」「3年だって長いわ!」とあちこちで議論が繰り広げられております。確かにこの素早い時間の流れかたをする現代において、3年も5年も長すぎだと思う意見に賛成です。
でも、永遠にアシスタントでいる人も、中にはいます。
巨大チェーン店には、シャンプーだけやる人、カラーも白髪染めなら任せられる人、っていう細かなところに専門の人がいてくれると、スタイリストが少なくてもうまく回るんですね。
本人も、責任から逃れられるならいいや、と、スタイリストをあきらめてしまって、それを見てみぬふりをする上司。
そうやって、永遠のアシスタントとして、確立していく人もいるにはいますが、やっぱりそこは、スタイリストとしての完成形を目指しましょう。
スタイリストになるためのマニュアルがある美容室も多いと思いますが、だいたい3年スパンで考えられています。
でも、だからといって3年と決めつけなくていいですよね。
大切なのは、「2年でスタイリストになる。」と、決めること。
あ。ワタシが決定することじゃないんですけど、まぁ、1年でスタイリストはぶっちゃけ無謀なので、サッサとスタイリストになりたいなら、2年以内とかが良いでしょう。
「いや、別に、急いでスタイリストになりたいわけじゃない。。。」って人もいるかもですよね。もちろんじっくり学んでからスタイリストになりたい!という思いは自由なんですが、「確実」ってことはどこにもないので。
学びに学んで、じっくりゆっくり勉強しても、スタイリストデビューしてからの学びってのは、スタイリストになってからわかるんですよ~
どんなに努力しても、失敗もクレームも、あります。そうやって、デカくなるので、マニュアルのアシスタントは早めに切り上げて、個性全開のスタイリストを目指しましょ。
スタイリストになるまでにやっていくことって?
- 決めること。
何を??
・スタイリストデビューの日にち。
これが一番かもです。
自分がスタイリストデビューする日を決めてしまうと、逆算して何を、いつまでにマスターして、試験を受けていくのか?そのためには今日、何をすればいいのか決めていける。
その店ごとにアシスタント教育マニュアルは若干違うと思いますが、
1年目 | 接客基本、シャンプー、トリートメント、 マッサージ、カラー塗布、ブロー |
2年目 | カラー応用、ワインディング、縮毛矯正 |
3年目 | カット、セット、メイク |
だいたいこんな感じで進んでいきます。
このなかで、1番練習時間が長いのはカットになってくると思うので、それ以外の練習や試験は、高速で突破を目指すといいでしょう。
・師匠はだれか?
カットの練習に入ってくると、誰に習うのか?といったことも大事になってきます。必ずしも、特別有名な美容師さんである必要はないと思いますが、何年か一緒に仕事をしていく中で、「尊敬できる人」「カッコいい!」と思う人に学びたい意思を伝えるといいですね。
アシスタントは、スタイリストの仕事ぶりをよく見ておきましょう。学べることは、たくさんです。
アシスタントの給料事情、スタイリスト平均給与。
- アシスタント給料:19万円。
- スタイリスト給料:25万。
この数字は、求人サイトの各店の募集要項から、給与の平均を導き出しました。各店ばらつきがありながらも、アシスタントの給与は増えているみたいですね。
とはいえ、諸々込みでの金額表示になっているところも多いです。諸々込み、というのは、社会保険料や税金のこと。手取りになると、もう少し下がります。アシスタントの給料が他の職種に比べて低いのは、まだ1人前ではないので、生産性がほぼ0だからなんですよね。
スタイリストとセットでないと、お客さまから料金をいただける技術ができないので仕方ない事です。
でも今、どんなに活躍しているスタイリストだって、アシスタント時代はありました。要はいかに効率よくアシスタント時代をくぐり抜けて、稼げるスタイリストになるか?
スタイリストの給与や、休日、勤務時間も、離職率の平均を上げる原因を取り除く待遇を用意している美容室もありましたよ!
アシスタントの役割や、あり方とは?
アシスタントのあり方。昔。
- アシスタントはシャンプーマン。
- 技術は目で盗む!
アシスタント。今。
- アシスタントは戦力。
- 早めに自立。
冒頭でも紹介させてもらいましたが、ワタシは、美容業界に30年近くいるもので、せっかく?だから、アシスタントのあり方、今と昔のちがいを簡単に羅列してみました。
目で盗む!とか(笑)
どうやるんだよ??
現代のアシスタントは、美容業界にとって宝であり、戦力に違いないでしょう。何しろ、ブラックすぎて離職率半端ない高さを誇る美容師の世界に飛び込んでくる若い力です。
どこの店も大切に育てるはずです。
ところが、スタッフ不足でアシスタントの教育に苦戦している美容室も。。。
あなたのいる美容室はどうですか?
スタッフ不足は何となく感じますよね。いつも余裕のない感じ。閉店後の練習時にうとうとしちゃう先輩スタイリスト。。。
そんな、ちょっと大変な美容室で働くアシスタントのあるべき姿とは。。。ただひとつ。「欠勤をしない。」
全体に余裕のある感じの美容室でのアシスタントなら、大切なことは。。。ただひとつ。「欠勤をしない。」
同じじゃねーか。と言われそうですが、同じなんです。アシスタントは欠勤をしないで、しっかり学びに行きましょう。アシスタントにとって、勤める美容室は学校だと思いましょう。仕事ってとらえると途端に「だりーな。」になるけれど、
お金をいただけて、そのうえ学べると考えると、「ちょっとお得な場所」になりませんか?
アシスタントの役割やありかたとは?
- 自分は美容業界の宝だと心得る。
- お金をもらって学べる所で、欠勤しないで、早めの自立を考える。
スタイリストになるまでに、たくさんのかたのお世話になることと思います。感謝の思いは大事なこと。従来のアシスタントのあり方などにとらわれないで、自分でもスタイリストになるための道のりを考えて実行していくことが大切です。
まとめです。
- スタイリストになるまでの平均は、3年。永遠のアシスタントもいる。
- スタイリストになるまでの期間を短くしようよ!という流れがきている。
- 2年でスタイリストになるのがおススメ!サッサとハサミを握っちゃお!
- まずは自分で決めること。
- アシスタント月収は、およそ19万。スタイリスト月収およそ25万。各店ばらつきあり。(オモロオンナ調べ)
- アシスタントのあり方なんてのは気にしないでよし。
- 役割は、自分は「美容業界の宝」と心得て、時間の無駄になる欠勤をすることなく、アシスタント時代を駆け抜けよう。
スタイリストになるまでの道のりは、自分でコントロール可能!
美容師さんを応援します。。。
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