
嫌だな~。。。苦手だな~。。。困ったな~。。。
って思うお客さまに出会う確率が高い気がする。
そんな風に思ってしまう自分が悪いのかな。。。
こんな風に思ったことありませんか?
実際、いろんな人がいますから、まさか?!と思う行動をとる人は一定数いるものです。でも、そういった思いをすることが多ければ、何か、自分に良くないところでもあるんだろうか。。。って気になりますよね。
- 美容師にとって迷惑、困ったお客さん。。。どこの店にもいるの?
- そんな嫌なお客さん。。。どう対応したらいいの?
- もしかして美容師から、嫌なお客さん、引き寄せてる??
上記のような悩みや疑問に答えていきます!
美容師は、接客業、サービス業でありつつも、専門、技術職でもある仕事。
プロとして、お客さまに対しては、一定の線引きを示さなければならないことも。
この記事では、美容師が思う迷惑なお客さまってどんな人?そんなお客さまの上手な対処法、
そして、自分自身が困ったお客さまを引き寄せてるかも?対応次第で良い関係にする方法。といった内容で、解説していきます。
そんなワタシは、美容師歴約30年。
高単価サロンから1000円カットまで、あらゆるサロン勤務。店長としての経験も。
たくさんのスタッフ、たくさんのお客さまを見てきた経験からのお話です〰️❗
美容師が思う嫌なお客さま。5選。
実体験による嫌なお客さま、困ったお客さま5選。
1.時間にルーズ
2.戦闘態勢でやってくる
3.お金を持ってこない
4.美容師は魔法使い
5.寄りかかってきて重い。
施術中に寝てしまって、姿勢が大きく崩れ、ものすごい不自然な態勢でカットせざるおえなくなったり。シャンプーしてて、頭をすごい勢いで、お客さまが自分で上げてしまって服がびしょぬれ。。。とか。
そんなものは可愛いうちにしか入りません(笑)
時間にルーズ

予約制の場合、1人のお客さまの時間のズレが、その後のお客さまの予約時間までずれ込んでしまう。。。
1度だけならまだしも、毎回に近いと、本当に困りますよね。。。自然とその方の後の予約は少しずらして入れてみたりするようになって、、、
10分程度のズレなら、スタイリスト側の努力で何とか、つじつま合わせができそうですが、それ以上になったら、次のお客さまのご来店にあわせて、遅刻したお客さまにはお待ちいただくこともアリですよね。
戦闘態勢でやってくる。

たまにいませんか?
眉間にシワを寄せて、怖い顔でご来店されるお客さま。
そういう方は、何を聞いても否定から入ることが多いですよね。。。
多分、内面の問題が大きくて、特別こちらが悪いわけではないことがほとんどなので、そっとしておくに限ります。
スタイルの提案も否定されるので、自信喪失しそうですが、おっしゃる希望を変なバランスにしないように気を付けつつ叶えてあげながら、お話を向けてみて、語るようであれば、聞いてあげる。が、一番平和です。
お金を持ってこない

まだ、PayPayもなく、キャッシュレス前の時代の話ですが、「お金を持ってこない」お客さまがいらっしゃいました。
何度か、忘れたから取りに行ってくる、ということがあったんですが、
その時は忘れたんじゃなくて、「ツケ」前提でした。
美容師は魔法使い。

髪質、顔形、バランス、などで、お客さまの希望する、すべての願いは叶えられないこともありますよね。もしくはおっしゃる通りにすると、とんでもないスタイルになりそうな予感。。。
できるだけ丁寧にカウンセリングをさせてもらいながら、別提案をしてみたところ。。。
「そこをなんとか!」的に拝まれたことがありました。(笑)
なんでもできるのがプロでしょ??
プロですが、魔法使いではありません(笑)
寄りかかってきて重い。

ワタシとあなたの仲じゃなぁい❤️
あなただから話すのよ❤️
切った毛がつくのイヤなの。腕時計はずしてぇ❤️
など。
他のお客さんよりワタシを見て!
ワタシをあなたの1番のお客さまにして!
長い休みを取るときはワタシに相談して!
眠れない時電話してもいい。。。?
こういったお客さまも実際いらっしゃいました。
美容師にとって嫌なお客さま、困った人への対応策。
時間にルーズ、予約時間を守らない。
毎回に近い頻度であるなら、帰り際にやんわり、明るく笑顔で、でもしっかりと、次回からの予約時間厳守を訴えると良いでしょう。
指名客であるなら、それくらいは言える関係性を築いておくことが大切。
フリー客であるなら、店長に言ってもらうといいですね!
ただ、遠方からわざわざ来て下さるかたなど、言いにくい場合もありますよね。。。
そんな時は、お客様が遠くから来てくれることに感謝しつつ、いつも予約時間に遅れがちだから、もっと無理のない時間の予約をおススメする、として、「予約の時間に遅れていること」をこちらから話題に出すことで、気付いていただいた実例もありますよ。
戦闘態勢でやってくる。怒ってるみたい。。。
何を聞いても否定から入ることが多いですよね。。。
何か、嫌なことでもあったのかな。。。?って感じますが、特別こちらが悪いわけではないことがほとんどなので、そっとしておくに限ります。
スタイルの提案も否定されるので、自信喪失しそうですが、おっしゃる希望を変なバランスにしないように気を付けつつ叶えてあげながら、お話を向けてみて、語るようであれば、聞いてあげる。が、一番平和です。
お金を持ってこない。お会計の時、まさかの。。。
忘れた、、、ではなく、持っていかない。もしくは、無い。という。。。ご常連のお客さま。「ツケといて。」のお言葉の衝撃がよみがえります。(笑)
対応としては、「今すぐ持ってきてもらう。」本当に無いわけではないと判断して、ご家族もいらしゃることだし、ということで、免許証を預からせてもらって持ってきてもらいました。
結果、すぐに持ってきました。
これは、長年行ってるとこだから、という変な甘えを持ってしまわれた、ということだと思います。こちら側の接客にそんな甘えを生み出す要因があったのかもしれませんね。。。
美容師は魔法使い。なんでも叶えてくれる。。。?
カウンセリングに命を懸ける。画像、イラスト、を使い倒して、こちらのイメージと、お客さまのイメージが重なるように。
最終的に、1枚の画像を目指してスタイルを作っていく。。。といった作業が出来ればいいのですが、どうしてもかみ合わない場合。。。
魔法使いではないことを理解してもらいましょう。
寄りかかってきて重い。すいません、、、自立してください。
依存体質の方は、仲良くなった、この人好き!!となったら距離を大幅に縮めてきます。この時、その場に立ち尽くしているから寄りかかられるんですね。
離れましょう。一歩近寄られたら、一歩下がる。一歩近寄られたら、一歩下がる。 これです。
優しい方は、なんとなく罪悪感を持ってしまうかもですが、接客業はどこか線引きをしながら対応していくのが得策です。
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そんな嫌なお客さま、困った人を引き寄せない方法。
結論から言います。
「自分なりの価値観、信念、世界観を持つ。」
嫌なお客さま、困ったお客さまに対してどう対応していくかは、サロン勤務の場合、お店のやり方に従わなければいけないことも多いですよね。。。
その場合は、自分が我慢しなくちゃいけないことも。
ただ、実際にお客さまに接するのは、自分なので、こちらが変わること、ほんの少しの心構えを持つことで、お客さまが変わってくることもあるのは事実です。
そんな心構えの芯となるのが、自分なりの価値観、信念、世界観ということ。
そんな自分なりの確たる芯があると、どんな人に会ってもブレることが少ない。そして人は、そんなブレない強さを持つ人に対してある一定の距離をとるものです。
例えば有名人、著名人に対して、いきなり変なわがままをぶつけることなどありえないし、セミナーや講演会を開催する方だとしたら、そこへ足を運ぶのって、その方の価値観や信念、世界観を共有したいし学びたいからですよね。
そこに変な甘えた気持ちなどないですよね。
あなたを指名してくるお客さま、あなたの勤務する美容室に足を運ぶお客さまも、本来はそういったことに近い気持ちをお持ちのはず。
あなたの作るヘアスタイルが好き。お店の雰囲気が好き。ということです。
今日からすぐに!
、、、は、無理でも、美容師として譲れないことってなにか?考えてみるといいですよ!
世界観、、、考え方
価値観、、、何に価値を感じるか
信念、、、正しいと信じること
まとめです。
- 美容師が思う嫌なお客さま、困ったお客さま5選。
- 時間にルーズ。遅れてくる。/帰り際に明るく注意。
- 戦闘態勢でやってくる。怖い。/お客さまに合わせる。
- お金を持ってこない。/取りに行ってもらう。
- 美容師は魔法使い。いや違う。/魔法使いではないことを伝える。
- 寄りかかってきて重い。依存は困る。/一歩寄られたら一歩下がる。繰り返す。
- 最終的には、嫌なお客さま、困ったかたにも、ブレない自分なりの価値観、信念、世界観を持つことで、そこに共鳴してお客様が集まることを目指す。
上記5選には残念ながら?入らなかったいろいろなタイプの嫌だ~。困った~。お客さまに日々奮闘している美容師さんに向けての記事でした。少しでも参考になりますように。。。
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