
なりたい子さん
美容師になりたいんだけど、美容師さんの仕事内容とか、一日の仕事について知りたい。厳しいって聞くけど、どのくらい大変なんだろう??
美容師の仕事はけっこう体力勝負だし、大変と言えば大変です。
実際の現場はどんな感じなのか?ということと、美容師の仕事をシンプルに一つ一つ解説していきます。オマケと言っちゃなんですが、給料や大変ポイント、やりがいポイントまで。
このブログの管理人は、「オモロオンナ」です。
- 美容師歴約30年。
- 高単価サロンから1000円カットまで、幅広く経験。
- スタッフのメンタルケア担当になった経験も。
- 長年の美容業界を見てきました。
- 現役美容師さんを応援したい。
- 取っ散らかるクセ毛が悩み。
こんなワタシが解説します。ではいってみましょ。
美容師の仕事7つを解説。
①カウンセリング
どんなヘアスタイルを希望しているのかを聞き取って、髪質、毛流れ、ダメージ具合、を見ながらアドバイスや、提案をしていく作業。
顔のパーツのバランスや肌色系統、服装やメイクなども参考になるので、トータルバランスを見る力や美容師としての経験がモノを言います。
②シャンプー
髪質に合わせてシャンプーしていきますが、お客様にとっては、頭皮のマッサージ効果もあり、リラックスして、心地よいひとときとなり、大変喜ばれる技術。アシスタントのとっかかりの練習内容。すべてはここからはじまります。
➂ブロー
ドライヤーで乾かしながらブラシを使って形づくる技術ですが、
乾かすだけでおさまって欲しいお客様が大半なので、指を使って方向性をつけたり、自然な仕上がりを好むお客様も多くなっています。ドライヤーそのものが高品質になっているので、ブラシを使わなくてもツヤは出ますね。
④カット
骨格や髪質、毛流れを見ながら、カウンセリング時にお聞きした希望を叶えるべく、髪をカットしていく。
カット技術が髪型を形づくる基本なので、大変重要。そして一番カットする美容師の個性が表れやすい所。良いとされるバランスってある程度決まってますが、「好きだな」と思うスタイルを追求してその分野のエキスパートになるのも良し。
⑤パーマ
スタイルの毛流れ補正や、ボリューム感が欲しい時などに施す技術。昔に比べるとパーマの需要は減っていて、平成17年には、1世帯当たりのパーマにかける支出金額が6911円だったのに対して、10年後の平成27年には、4280円に減っています。出典:厚生科学審議会生活衛生適正化分科会
現場では、パーマをかけることをやめたら毎日の髪の手入れが楽になったという声があります。美容師側のスキルの見直しが大切ですね~
⑥カラー
髪の色を変える技術。年代性別に関係なくあらゆる世代に需要がある。アニメキャラのような髪色にすることも可能になり、カラーリスト専門職を目指すコースがある美容専門学校も。
白髪世代には、毎月白髪染めをすることに関する抵抗を、現場ではよく耳にします。そのため白髪を活かす明るい色味のカラーを提案する美容室も増えていますね。カラー剤の進化と共に、お客さまに提案できることも増えています。
⑦セット、メイク
骨格や、肌色、質感などを見ながら服や雰囲気に合わせてメイクをしていきます。ヘアセットも着物を着たときの和装スタイルや、洋装の場合など、ブライダル関係が大きな活躍の場になりそうです。
美容室でも、成人式や卒業式に予約を受けますが、セットやメイクは、日常的にカットする感覚でのご来店はあまりないので、この分野に行くとしたら、写真館や、ブライダルになりそうですね。
美容師の仕事で大変なところ。
大変なのは、「体力面」
予約が立て込んでる日には、食事も休憩もなく朝から閉店まで立ちっぱなし。まさにノンストップ。
人が動く日ってあるんですよね。天気がいいとか、卒業、入学シーズン。暑い寒い、12月。キーワードはいろいろです。忙しい日を予想しても意味ないとか思いますが、そうでもありません。まず心構えができますね。
夜の練習などで夕飯を食べるのが遅い美容師さんも多いと思いますが、忙しそうだと予想できる日は、朝ご飯をたくさん食べましょう。その分前日の夕飯は極力軽めにしておくんです。
これができれば、忙しくて営業時間中は食事や休憩が出来なくても、何とか乗り切れます!
次に大変なのは、「精神的疲労」
美容室のお客さまは、実にさまざまです。仕事なのでどんな方にも同じ対応を心がけますが、自分とは合わないタイプのお客さまを担当する場合もありますよね。そんな時は、気を使いすぎて疲労困憊。。。
比較的人に対して敏感なタイプの方は精神的疲労に要注意ですね~
3番目に大変だと思うのは、「自分の時間が取れない。」
美容師になるために、アシスタントとして仕事をしていくと、美容室の営業時間の長さに加えて、そのあとの練習時間。家に帰ったら寝るだけ。。。スタイリストになってからは少しは自分の時間を摂れるようになりましたが、そこに行きつくまでが「大変だな。。。」と、思ってましたね。
美容師の大変なところは
- 体力面
- 精神面
- 自分の時間が取れない。
美容師の仕事のやりがい、やっててよかったこと。
やりがいを感じるのは「笑顔」
お客さまの希望を叶えられて、ありがとう!こんな風にしたかったの。と、喜ばれるときが一番やっててよかった!の時です。それ以外にも、前回のスタイルが、たくさんの人に褒められたとか教えていただけたり、スタイリングが楽だったとか。
さっぱりした!の一言も嬉しいですよね~
次にやりがいを感じるのは「ひととの出会い」
スタッフ同士で協力していけること、そしてお客さまとの出会い。美容師の仕事を通じてたくさんの方のお話し、悩みごとについてまでも聞く機会が多くあったので、今こんな風にブログをかいていることにつながってますからね~。
そして、そんな方の中から一握りではありながらいまだにお付き合いのある方も。
人との出会いや繋がりは次のチャンスさえも生み出しますよ!
3番目にやりがいを感じるのは、「家族の髪を切ってあげられる。」
これは節約できるという意味ではなく(笑)
冒頭でも書きましたが、ワタシは美容師の「歴」が長いんですね。その間に子供たちも大きくなりました。当然カットは生まれたときからワタシが担当。その時々で髪の状態で悩みや体調を感じることもありました。意外と髪は、いろんな情報を教えてくれます。
美容師の仕事のやりがい、やっててよかったこと。
- お客さまの笑顔
- スタッフ、お客さま、人との出会い
- 家族の髪の毛担当で、内面や体調を言葉がなくても感じられる。
そんな美容師の仕事、給料はどのくらい?
美容師の給料は、アシスタント、スタイリスト、管理職、によって違うのは、新卒、中堅、役職と違うように、一般企業と同じです。
おおよその目安は、
アシスタント給料、、、13万~19万。
スタイリスト給料、、、20万~30万。
店長給料、、、スタイリストの給料に店長手当1~2万付く。
美容室ごとに給料や歩合給は違ってくるのであくまでも平均ですね。スタイリストになれば、働き方もフリーランスや業務委託など多岐にわたるので、どういった方向を目指すのか?は、早めに決めておいた方がいいですよ。
まとめです。
- 美容師の仕事内容は、大きく7つ。
- 美容師の仕事で大変なところは、食事も休憩もない時があり、体力面。
- 朝ご飯をしっかり食べることで耐えられるかも。
- 美容師の仕事で大変なところ2つめは、自分とは合わないタイプの方にも合わせる、精神面。
- 美容師の仕事で大変なところ3つめは、長い営業時間と練習時間の確保で、自分の時間が取れない。
- 美容師のやりがいは、お客さまの笑顔。喜ばれること。
- 美容師のやりがい2つめは、スタッフ、お客さまとの人との出会い。
- 美容師のやりがい3つめは、家族の髪のカットが出来ること。かけがえのない思い出ができる。
- そんな美容師の給料事情は、そんなに良くないです。。。働き方と、美容室によりさまざま。
美容師の仕事内容について解説してみました。参考になったら嬉しいです。
美容師さんを応援します!
コメント
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