
勤務子さん
サロン勤務を続けてきたけれど、美容師の資格を活かした
仕事って何があるのか、今後のためにも知っておきたい。
セカンドキャリアを考えたときに、このままずっとサロン勤務を続けていくことに、に違和感を感じる美容師さんも増えてきたようです。
多様化する美容師の働き方。どんなものがあるか、まとめてみました。
このブログの管理人は、「オモロオンナ」です。
- 美容師歴約30年。
- 高単価サロンから1000円カットまで、幅広く経験。
- スタッフのメンタルケア担当になった経験も。
- 長年の美容業界を見てきました。
- 現役美容師さんを応援したい。
- 取っ散らかるクセ毛が悩み。
超高齢化社会。必要になってくる介護系の資格について。
介護が必要になる高齢者は、2000年には、280万人。それが2025年には520万人に達するとされていて、それに伴って障害を持つ方も増えてくると予想されています。
そんなこれからの時代。。。というか、すでにとても必要とされているのが、介護の立場からの美容師の存在。
そんな、介護関連の美容師の資格や仕事についてまとめてみます。
福祉美容師。
介護美容師、訪問福祉美容師、ヘアメイクセラピスト、いろんな呼び名があるようですが、
総称として、福祉美容師。
美容室に来れない方の自宅や、介護施設へ、こちらから訪問をして美容サービスを行うといったことから、訪問美容師ともいわれますよね。
研修を受講して、認定資格が取得できます。
福祉美容師の認定資格のための研修を行っている団体。。。
①日本訪問福祉理美容協会
- 決められた会場で講義を受ける。全国に支部がある。
- 受講内容 訪問美容基礎知識。訪問美容の注意点。サービス提供時の注意点。施術時の注意点。
- 受講日数は1日。9時半~16時半
- テストなし。
- 費用は25000円。
- 認定資格証明書アリ
- 受講資格は、美容師(理容師)の国家資格を持っている方。
出典:日本訪問福祉理美容協会
②日本理美容福祉協会
- 自宅学習と、2日間の実技講習。
- 受講内容 教材テキスト、問題集、解答用紙等が送られてきて自宅学習→2日間の実技と講義を受ける。自宅学習の解答用紙78点以下は再提出。講義と実技のレポートも提出。
- 実技スクーリングは2日間。9時半~17時。
- テストあり。再テストもあり。
- 費用は27000円。
- 認定資格証、修了証アリ
- 受講資格は、美容師(理容師)の国家資格を持っている方。
出典:日本理美容福祉協会
訪問美容師の求人について調べましたが、美容師資格は必要不可欠だけれど、福祉美容師の認定資格については言及している求人は見当たりませんでした。
訪問美容に関しての独立開業や、より詳しく、しっかりした知識が欲しい方以外は、訪問美容の仕事をしながら時機を見て認定資格を取得するという感じでも遅くないかもしれません。
カラーリスト
ヘアカラーの専門店ができたり、カラーリストという専門分野が発展してきていますよね。
JHCA日本ヘアカラー協会では、「ヘアカラリスト検定」を実施しています。
例えばセカンドキャリアでは、ハサミを刷毛に持ち替えて、カラーリストとして専門店に転職。ヘアカラーの勉強をし直すためにセミナーに参加して、検定を受けていくのも一つですね。
- シングルスターからファイブスターまで5段階のセミナーと検定がある。
- 費用はレベル別、会員、非会員により異なる。
- 非会員は、シングルスターのセミナーから順に受ける。
- 会員になるには、サロン単位での入会。
出典:JHCA日本ヘアカラー協会
アイリスト
マツエクも美容師資格が必要になっているので、すでに資格のある美容師さんにはチャレンジしやすい業界ですね!
細かい作業や、根気のいる仕事が苦にならないなら向いているかもしれません。
マツエクの市場規模としては、20、30代を中心に1500億円程度の規模に伸びているそうです。 出典:理美容ニュース
- アイリストスクールで学ぶ必要がある。
- マツエクの一連の流れを学ぶコースで10時間110,000円。
- 就職サポート、開業支援制度アリ
- 全国にスクール展開している。
出典:Japan Eyelist College
美容師の資格を持っているとはいえ、まつエクは特殊な技能なうえに、接着剤のトラブルやデリケートな目元の施術なので、しっかりスクールで勉強の必要がありそうですね。
フリーランス美容師・業務委託
これまでの美容師の資格を活かす仕事は、美容師としての仕事を活かしつつシフトチェンジする方法でしたが、フリーランス美容師の場合は、働き方がフリーになる、という変化ですね。
フリーとは、どこにも属さず、自分の腕一本で仕事をしていくイメージ。
似たような認識がされやすい「業務委託」とは、どこが違うんでしょうね?
- 業務委託は、業務を委託するオーナーが存在する。
- そのオーナーとの契約で仕事をしていく。
- 一般に面貸し、ミラーレンタルともいわれる。
- 集客、材料費、光熱費などは、オーナーとの契約次第でさまざま。
フリーランスの美容師さんは、すべてを自分一人で完結します。
店舗を持てば、美容室オーナーとして、これまでもわんさか独立開業としてやってきた方がいると思いますが、
フリーランス美容師さんは、シェアサロンを借りてお仕事される方も多いようですね。
- シェアサロンとは、すでにある美容室の一席を借りること。
- すべての席がシェア用として確保してあって、借りることが出来る。
- 休日も稼働時間も自由。
低リスクで独立、自由な働き方ができる反面、集客なども自分でやっていかなくてはならない厳しい面も。
すでにかなりの顧客を持っている方は、セカンドキャリアとしてフリーランス美容師、いいかもしれませんね!
こんな働き方も!⇩⇩⇩
美容師として海外で働いてみたい。。。窮屈な日本を飛び出す基礎知識まとめ。
まとめです。
美容師の資格を活かしたサロン勤務以外の仕事。。。
- 介護系。。。福祉美容師 認定資格と受講講座で介護についても学べる。
- カラーリスト。。。これまで以上の、専門知識と技術が必要。カラー専門店なら、そこまでの学びはいらないかも。
- アイリスト。。。目元の細かい作業なので、しっかり学びたい。スクール、講義もいろいろある。
- フリーランス美容師。。。決まりきった働き方のチェンジ。顧客を抱えているならハードルは低そう。
多様化する美容師さんの仕事。。。あなたはどのようにやっていきますか?
美容師さんを応援します!
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