
美容師として働き続けることって可能?
年取ったらどうなるんだろう?
開業独立して、オーナーなっていくのかな?
こんな疑問、もったことありませんか?
美容師は、男性は特に40代定年説。なんてことがささやかれており、年をとってもずっと働き続けることが難しいとされています。女性美容師は、そこまでのことは無いにしても、結婚出産などのライフスタイルの変化で、サロン勤務が難しくなることはいまだにありますよね。
この記事では、美容師としてのセカンドキャリアについて、今から考えておいた方がいい事や、具体的な仕事ってなに?ってことを、かいていきます。
実際ワタシは、美容師歴約30年。
セカンドキャリアの時期も経験しました。
そんな経験もまじえて、現役美容師さんが今!考えておきたいセカンドキャリアについて。。。
いってみましょ。
セカンドキャリアってなに?
- セカンドキャリアとは。。。
第2の人生における職業。
第2の人生??イヤイヤ。まだまだだし。。。
そんなことないんですよ~。40代セミリタイアといって、早期に仕事の現場を離れる人や、定年まで仕事をする予定の人も、その後年金暮らしをさせてもらえるほど日本の社会は甘くなくなったので、100歳まで働いて、収入を得る方法について考えておくのは、とても大切なこと。
特に美容師という職業は、129もの業種の中で、平均年齢が、30,6歳と、最も若い!ということが、厚労省の調査で明らかになってます。
・・・129業種って、例えばどんな職業と比べたのかな?と思って、自分でも調べてみました。
厚労省の調査というのは、「賃金構造基本統計調査」のことで、毎年行われていて、発表されているものですね。それによると、直近の調査結果では、更に一つ年齢が上がっていて、美容師の平均年齢は、31歳。
急に余談ですが、厚労省の調査結果のリンクを貼ろうと思ったら、サイトに怪しげな文字列が来たのでいったん閉じてバタバタしていたら…調査結果がどこだかわからなくなりました。。。(笑)厚労省の調査結果って、膨大なんですよね。。。
あきらめきれないので探っていたら、総務省の統計調査に行きつき、平成24年度の主要職種別平均年齢に行きつきました。
それによると、約100種の職業中、28,7歳と、やっぱり一番若いということがわかりました。
100種の職業とは、あらゆる主要な職業でした。販売、医療、IT、交通、製造などなど、具体的な仕事でした。
まあ、要するに若いんです。
年代と共に一つずつ平均年齢が上がってはいるものの、美容師の平均年齢は、30歳前後で推移しているようですね。独立開業が難しくて、サロン勤務の美容師さんが多いことや、早い段階での離職率の高さ、独立したものの、閉店して転職している人も多い、という美容業界。
女性は結婚出産が大きな転機となる場合が多く、そのまま離職していく人も多いですが、あなたの予定はどうですか?
セカンドキャリアを考えつつ美容師の仕事をしていくのは、とても大事なことなんじゃないかと思うわけです。
何も考えないと待ってる「こんなはずじゃなかった」。
第一地点は、結婚出産。
ワタシ自身の話を少しだけさせてもらうと、結婚前の20代は、比較的高単価の美容室に勤務していました。当時は結婚出産して、子育てしながらパート美容師として復活する人は多かったのですが、ワタシの場合は、もといた美容室には戻れなかったんですね。
そのうえ、土日、祭日を休日にできる美容室もとっても少なかったので、その条件が許される美容室は、低価格で薄利多売の美容室でした。
ものすごい混み方でしたよ~。。。そのうえスタッフ不足。予約はもちろん無しなので、ジャンジャン店内のイスが埋まっていく。。。慣れているスタッフもいましたが、ワタシは、なにからやったらいいかわからず立ち尽くす。。。(笑)
この頃はよく、「戦争の夢」を見ていました。美容室の店内が戦争に巻き込まれているというカオスな夢。
自分の心中を如実に表していて、今なら笑っちゃうんですが、当時は必死でしたからね。。。
といったような感じで、女性美容師がセカンドキャリアを考える第一地点は、「結婚出産」。
今いる美容室は、産休、育休できるほどの態勢が整えられていますか?
子育てしながら美容師をするには、周りの協力も得られないと難しい。急にお熱を出して、「お迎えに来てください!」はしょっちゅうです。そのたびに出動してくれるジジ、ババがいなければ、予約のお客さまにご迷惑をかけてしまう。
今は予約なしの美容室はたくさんありますから、美容師の仕事だけは続けていけても、これまで経験したことのない業態であれば、
あなたも「戦争の夢」見ちゃうかもです。(笑)
第2地点は、子供の成長に伴って。
やっぱり、子供を持つと、一番に「子供のため」が前面に出るので、美容師の仕事と両立は本当に難しく、ワタシの場合は何よりも子供を優先してきました。
結果、さらなる収入アップを求めたのは、子供たちの大学受験の資金のため。
そんな時、人づてに1000円カットサロンの美容室化を任されることになり、成功。やりがいを感じていたのに、心の中では美容師としての満たされないような、変な思いが残りまして。。。
これ、言語化難しいんですが、簡単に言うと、「こんなはずじゃなかった。」
ワタシは長い事美容師の資格を使って仕事してきましたが、そろそろ終わりが見えてきたときに、なんだかこの手の中には何もないように感じたんですよね。
これで良かったのか?ワタシの美容師人生。。。
今では、もろもろを乗り越えて、新たな目標の元生活できていて、しかも自分で手掛けた1000円カットの美容室化に助けられているので「ラッキー!」とすら思いますが、
美容師のセカンドキャリアについては、もっと早くに考えておくべきだった。。。と思ってます。
具体的なセカンドキャリアの仕事とは?
ワタシがこのサイトを立ち上げ、運営していく中で、あちこちから見聞きしてきたのは、
美容師の業界の現実。
- 他業種に比べ、年収が低い。
- 国家資格にも関わらず、年収が低い。
- 数ある国家資格の中でも一番年収が低い。
- 美容師の仕事は生産性が低い。
- 美容師は歴史ある職種にもかかわらず、平均年齢が若い。
- 労働環境が過酷。
なんだかマヒしちゃってたのか、こういったことにあんまり目が向かなかったんですよね。
確かに、美容師って過酷ですよね。特に変なのは、昔の師弟制度が色濃く残っているわりにはスタイリッシュな業界だと思われていること。
2年も学校行って、更に3年くらい修行して、人や店によってはもっと長い修業期間。。。長すぎ。。。
少しずつ改善していこうという素晴らしい改革もされているようですが、全体に行き渡る前に美容師としての寿命が心配。。。というあなたのために具体的なセカンドキャリアの仕事について。。。
- 介護美容師
- 訪問美容
- ハートフル美容師
- 独立開業
- フリーランス、業務委託
- アイリスト
- カラーリスト
美容師の資格と経験を活かすと、セカンドキャリアとして、これらの7つの仕事にシフトチェンジが多いと思います。
この中で、「ハートフル美容師」という言葉はあまり知られていないかもしれません。
ハートフル美容師
2025年には、520万人に達するとされる介護の必要な高齢者、障害者の方に、安心して任せられる美容師として認定される資格。
平成24年のときの研修日程がありました。けっこう前からある制度ですね。。。知りませんでした。
こういった資格を持っていると、美容室の中での役割としていつまでも重宝されるかもですね。
セカンドキャリアは、美容師にこだわることはない。
せっかく身に着けた仕事!ってことで、美容師に縛られる必要はないですよ。
美容師になるために、これまで懸命に努力をしつつも、いろんなことに関わってきたことと思います。その中で「深掘り」してみたいことはないですか?
時間を忘れて没頭してしまうことは?
そういったことをセカンドキャリアに活かすのもいいですよね~
またワタシの話で恐縮ですが、ワタシは、20代の頃パソコンにとても興味を持ちまして。そのころには深掘りできずに、結婚出産で人生のバタバタ期を経て、今現在こうしてブログサイト運営をしております。
すこしづつ収益にもつながってきて、webライターとしての仕事も進みつつあります。
これがワタシのセカンドキャリアの最終地点にしてもいいなぁ。。。と思うことなのです。
あなたのセカンドキャリアも、あなたにとっての良い道が見つかりますように!
美容師しながらできる副業。「え?こんなことで??」の、びっくり5選。
まとめです。
- セカンドキャリアとは、第2の人生における職業。
- 何も考えないままでは危なすぎる、美容師という仕事。
- 女性美容師さんは、ママになるなら必ず訪れる節目を見逃すな!
- 具体的なセカンドキャリアの仕事は主に7つ。美容師資格を活かす系。
- 実は、美容師にこだわらなくていい。あなたが出来る仕事は無限。
美容師のセカンドキャリア。考えるきっかけになったら嬉しく思います。
コメント
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