
海外で美容師やるのってアリなのかな。。。?
せまくて窮屈な日本を飛び出して、海外で仕事をして、暮らしてみたい!
こんな風に思ったことはありませんか?
・海外で美容師をやっていく基本情報が知りたい。
・アジア、ヨーロッパ、アメリカ、いろいろあるけど、働くちがいは?
・海外で働くのに向いてる人って?
・海外で美容師をやるメリットデメリット
日本は安全だし、生まれ育った国だから、特別不自由を感じたことはないかもしれませんよね。ただ、日本特有の窮屈な考え方や、暮らしぶりを振り返ると、
海外に出てみたい。
って思う方が多くなるのもわかる気がするんです。
この記事では、美容師が海外で働く情報をまとめ。いろんな国ごとの特徴と、日本人美容師の需要、自分に合う国、海外で美容師をやっていくメリットデメリット、についても書いてみました。
ワタシは美容師として、30年近く日本の美容業界の変化を目の当たりにしてきて、大きく状況がかわってきているのを感じます。ただ何となく美容師を続けているよりも、思い切って海外で暮らしながら美容師としての腕を活かすことができれば、その経験は、日本に戻ってからの仕事にも大きく活かせると思うんですよね。
海外での暮らしや、仕事に興味ある方。ぜひ読んでみてくださいね~
美容師として海外で働く基本情報まとめ。

海外で働く条件。
パスポート、ビザの情報
・パスポート。。。国籍と身分を証明する。
・ビザ。。。入国許可証。
日本は協定を結んでいて、ビザなしで渡航できる国は191ヶ国。 必要な国は33ヶ国。
90日以内の短期滞在に限る。
美容師の仕事をするなら、当然就労ビザが必要です。
現地で働くための就労ビザ種類。
- 駐在員ビザ
- 企業内ビザ
- 研修ビザ
駐在員ビザ、企業内ビザは、所属している日本の美容室がもともと持っている海外の支店に転勤になった。という場合のビザですね。
研修ビザは、海外企業に就職をして、研修を受ける時のビザで、働くことは出来ず、滞在期間も厳しい規定があるようです。
就労ビザは、各国によって、取得条件が違う。
- 年齢制限
- 職種制限
- 就労経験の長さ
- 収入 など。
英語圏の先進国は人気で、人が集まりすぎる傾向があることから、就労ビザの取得には厳しい制限が設けられている国も多いようですね。
アメリカ
- 原則4大卒以上。
- 学位が職務内容と同じであること。
- 職務内容がその分野でのプロであること。
- 専門職用のビザの取得。発行数に限りがあり、すぐにはとれないことも。
イギリス
- 起業家、投資家ビザ
- 就労ビザ(企業内転勤ビザ)英語力は問われない。美容師はここでの可能性しかない。5年1ヶ月が最長。
- 短期労働ビザ(ワーキングホリデー)
- その他多数
イギリスでは、ビザの取得にポイント制度が取り入れられていて、学歴や年収などによってかわってくるシステムです。
英語力の証明も必要で、その際TOEICや、TOEFLではダメ。職業や条件が細かく定められています。
フランス
- 日本で就労ビザの申請はできるが、書類フランス語、もしくは英語で翻訳を添付。
- フランスの住所が必要を書かなくては申請できない。
- 渡航後に現地での有効化手続きが必要。
- ワーキングホリデービザ
フランスは、語学力がないと話にならない感じですね。。。まずはワーキングホリデー制度を活用するのがいいかも!
海外で就労ビザを取得するには、就職先が決まっているのが条件。
内定をもらった時点で、働く国の就労ビザを取得できる条件を満たしているということになるので、まずは就職活動ですね。
シンガポール | 原則4大卒以上。職務経験3年以上。最低基本月収3300Sドル以上。 |
香港 | 原則4大卒以上。大卒5年以上の職務経験。最低基本月収20000HKドル。 |
タイ | 管理職経験、関連の職務経験。最低基本月収50000バーツ以上。 自国の労働を守るため、できない仕事が39定められている。 |
中国 | 原則4大卒以上。学位が職務内容と同じ。職務内容がプロフェッショナル。 |
カナダ | 原則4大卒以上。職歴や経験は取得できる職種に制限はないが、カナダ人の 就業に悪影響を及ぼさないという、証明が必要。 |
国や州によって、いろいろな就労ビザの種類があるので、いきたい国が決まったら、詳しく調べてみることが必要ですね。無理かも。。。と思っても、少しずらせば可能になるところもありそうです。
住む場所、家の情報
現地の住宅事情は、現地の日系不動産に問い合わせてみるのがいいですよね。
家賃の相場や、住む場所の治安も気になるところ。
就職先によっては、住むところの相談にも乗ってくれるでしょう。
銀行、お金の情報
海外で長期にわたって生活するとなれば、お金の管理も必要ですよね。
海外で銀行口座を解説するには。。。
- 現地で住む場所が決まっていること。
- 住所があることを証明する書類。
- パスポートの提示。
- ビザの提示。
あとは、直接銀行へ行って開設できますが、現地によっては、手続きに行く前に電話予約したほうがスムーズな場合もあるようです。
言葉、語学の情報

日系の美容室で働くにしても、言葉の壁は付きまとい続けるようです。日本である程度語学の勉強をしておくことは必須ですね。
そして現地就職してからも、語学学校に通って勉強し続ける熱意は必要でしょう。なぜなら、美容師の仕事はカウンセリング必須で、細かい言い回しや、表現をしながらお客様の希望を伺い、叶えていくものだから。
また、そんなきめ細かいカウンセリング力は、日本人美容師の好まれる特徴ですよね。
海外で、どんなお客さまにも対応できる美容師を目指すなら、日本で美容師をやる以上の努力が必要なのかもしれません。でも、そんな努力は、いずれ自分自身の強力な武器になるし、可能性も大きく広がりますよね!
海外で美容師するのに、向いてるタイプ、向かないタイプまとめ。
- 声が大きい。
- 自分の意見を持っている。
- 物怖じしないほう。
- ポジティブなほう。
一概には言えないかもですが、周りに影響を受けすぎない自分をしっかり持ってるタイプは、どこへ行っても強いです。
- 人見知り。
- 繊細でデリケート。
- 胃腸が弱い。
- 固定観念が強い。
これも一概には言えないかもです。なぜなら、人間多面性がありますからね!真逆の性質も持ち合わせていて、環境その他で、違った一面が前面に出てくることもあるからです。
経験から言えるのは、美容師みたいな人と接する仕事は、ある程度豪胆なタイプのほうがあってるかも。海外ならなおさら(笑)
海外で美容師をやるメリット、デメリット。

メリット
- 海外で働く、住まう、という人と違った経験を得られる。
- 美容師人生の大きなチャレンジができる。
- 経験そのものがその後の自分自身のコンテンツになり得る。
- 人脈が広がる。
- 視点が広がる。
デメリット
- 海外で働くための条件をそろえなければならないので、忙しい。
- 英語の勉強をするための時間とお金が必要。
- 家族の説得など、周りの人の理解を得られないかも。
- 変わり者扱いされるかも。
海外で美容師の仕事をするのは、メリットだけではなく、デメリットもあるでしょうが、一番には、自分の気持ち次第で、デメリットもかえていけることもあります。
「苦労を苦労と思わない。」ってことばもありますからね。
まとめです。
- 海外で働く条件は、パスポートと、就労ビザが必要。
- 就労ビザは、国ごとに細かく定められている。(アメリカは州ごと)
- 就労ビザは先進国では取得が困難な場合も。
- アジア諸国は比較的緩やか。
- 住む場所や銀行、お金については、住所が決まってからのことになる。日系不動産や、就職先で相談。
- 海外で美容師をするのには、声の大きなはっきりしたタイプが向いてそうだが、繊細で優しいタイプも芯が強ければいける!
- 海外で美容師をやるメリットは、美容師としても、人間としてもなかなかできない経験をして、成長できるところ。
- 海外で美容師をやるデメリットは、英語の習得など時間的な忙しさ、習得のための語学学校にかかる金銭的な負担。あとは、人からどう見られるか?ということも。
海外で美容師をやる情報をかんたんにですが、まとめました。海外で働く、というのは個人ですべて手配するのは、とてもハードルが高いので、30歳までの方ならまずは、ワーキングホリデーを実施している国でやってみるといいですよね。
夢が実現しますように!!
コメント
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